引用:https://dengekionline.com/articles/62762/
最近『2.43 清陰高校男子バレー部』というアニメが気になっていて。
元々バレーのルールは知らなかったのですが、
ハイキューのおかげで大体は理解できているので面白いかもな~と。
気になってネットで調べると「2.43ってハイキューのパクリってぐらい似てる」という感想を結構見まして。
そういわれると逆に気になる!ということで、アニメの最新話(現在9話目)まで観てみました。
- 2.43とハイキューの似ている点
- 2.43とハイキューの違うところ
- 2.43の面白いところ
漫画や小説は読んでおらず、アニメの最新話までを観た率直な感想なのでご了承ください。
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アニメ『2.43』がハイキューのパクリに見える理由
高校バレーという物語の土台
まず物語自体が”高校バレー”なので、話の進み方が同じでした。
「県予選を突破して、全国に行く!」という流れです。
弱小校がレベルを上げて、県のトップチームに立ち向かっていく流れなのでたしかに一緒です。
高校バレーとなると、その道しか進みようが無いのでしょうがないですね。
烏野が青城や白鳥沢に挑むように、現在のアニメ『2.43』は主人公の清陰が県の強豪・福蜂工業に挑むところです。
物語の進み方に関しては”高校バレー”の通常ルートなのでパクリではないですが、必然的に「似てる」と思ってしまうのもしょうがないです。
主人公の設定が似ている
ハイキューの主人公が日向と影山だったのに対し、2.43も主人公は二人。
セッターの灰島とウイングスパイカー黒羽です。
日向と黒羽のポジションは違うにしろ、セッターとのコンビなので似ているように感じてしまいます。
そして灰島の性格も、灰島自身バレーが強いのでチームが負けそうになったら自分一人で点を稼いてチームを勝利に導く・・・
ということが出来てしまうタイプの選手。
まるで独裁の王様を連想させるといいますか・・・。
ここでややこしいのが、セッター灰島の顔がハイキューの月島に似ているということ。
2.43をみてます。灰島くんはツッキーじゃないってわかってるんだけど灰島くん見てたらツッキーが恋しくなって結局またハイキューをみている。
— nana (@margoletta_) March 3, 2021
2.43ってアニメ面白いなあ。最初ハイキューの月島がセッター?とか思ったけど
— フェニーチェ (@man1127rn6) March 6, 2021
ツイッターでも言ってる人が結構いる・・・が、
引用:https://dengekionline.com/articles/62762/
メガネで金髪はもうツッキーって思ってしまう!!
申し訳ないが・・・!!!!
声優さんがチラホラ出演している
似ているところに直結するわけではないが、ハイキューの声優さんも何人か出演しているんです。
主人公がいる清陰高校の部員の中に木村昴さん(天童役)がいたり、
一番大きいのは清陰高校の最初のライバルである福蜂工業のエースであり主将が石川界人さん(影山役)なんです。
ライバルのエースが飛雄・・!
って思ってしまう、どうしても(/_;)
アニメ『2.43』とハイキューの違う点
フィクションとノンフィクション
どちらかというと、2.43はノンフィクション・ハイキューはフィクションというのが一番わかりやすい表現だと思います。
私はバレーに詳しくないのでよくわかりませんが、たぶん日向影山の変人速攻は現実的には少し離れてるのかな・・・?と思います。
他で言うと、例えば西谷が喜ぶとき、田中の肩をつかんで逆立ちする・・とか(笑)
こういうシーンはアニメの良さであり、ハイキューファンが「可愛い!」と思えるようなシーンではありますが、いわばフィクション。アニメっぽいです。
2.43はとにかく現実感を追求しているというか、本当にその辺にいる高校生の部活を見ている感覚。
絵も綺麗で、アニメ特有のオーラ的なものとか、目がキラキラ光ったりとかがない、いわばノンフィクションでも大丈夫って感じのアニメです。
このいかにアニメっぽいか、いかに現実っぽいかでどっちの方が好きというような好みが分かれそうです。
バレーメインか人メインか
2.43を観て、いちばんハイキューと違うと思ったところは”練習シーンの描写が少ないところ”です。
ハイキューは、何か課題を見つけたらその課題に向かってキャラが練習しているシーンを詰め込んで、試合で成功してレベルアップ!ってパターンが多い気がします。
2.43は練習風景の細かいところは全然描かれていませんでした。
淡々とストーリーが進んでいく感じ。
練習するぞ→練習風景早送り→試合前日→当日のように淡々と。
じゃあ何がアニメで描かれているの?というと、人間関係です。
練習シーンよりも、キャラ同士の会話だったりキャラの過去を描かれているシーンが多いように感じました。
そしてノンフィクション風な感じあってか、ハイキューよりも全体的にリアルで重い内容です。
セッター灰島は東京から福井の清陰高校に引っ越してきたんですが、
その理由が「同じチームだった子を自殺未遂に陥らせてしまったから」というもの。
他にも福蜂工業のエース・三村は膝にケガを抱えていて何度も手術を受けている状態。
今後バレーが出来なくなってしまうかもというところまで来ている状況。
・・・全体的にリアルというか、重め。
ハイキューはキャラの”推し”が出来て、
アニメとして楽しく見えるものだとすれば、
2.43はキャラの人生を見て、共感しながら成長を見届けるもののように感じました。
2.43はやや腐女子が好きそう・・?
※BLアニメではないのに”腐向け”と言われると嫌な方はここから先ストレスだと思うので読まない方がいいです。
最初に言っておきますが2.43はBL漫画でも何でもないです。
ただ何の情報も無しでアニメを観ていると
「・・・待って、かわいい何これ!?!
そういうアニメ!?」
と思ってしまいました。(実はやや腐ってます。)
と思ってTwitterで調べてみると、同じことを思ってる方がたくさん。
あれ待って、2.43ってもしかしてBL?私全然腐女子じゃないけど楽しめる?これ
— Nさん@万事屋よ永遠なれ (@guuruu_atkuy) January 7, 2021
2.43を腐目線でしか見れない私、毒され過ぎてんのか?
何故みんな頬を染めたり可愛い顔をするんだ…— なう子 (@nowcocoko) February 12, 2021
実際BL要素は一切ないんですが、キャラが毎回照れるんですよ。顔赤くなったり。
ハイキューで「は?!お前には負けねえ!」となるところ、2.43は「お、おう(赤くなって照れる)」みたいな。
いや~~~~・・・可愛い。。。
個人的にハイキューに欲しかった要素。
(無いから良いんだろうけど)
黒羽くんの家に灰原くんが泊めてもらうことになるあの流れとかまじで、、、
とかいってると腐向けアニメみたいな流れになるので、この話は終了。
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ちなみに2.43の原作を読みたい方は、コミックシーモアで読むことが出来ますよ。
まとめ
実際に最新話まで読んでみて、パクリではないけどパクリに見られてしょうがない内容でした。
高校バレーは目指すところがみんな一緒なわけで、その途中で出てくる強豪もいるし、部内での人間関係もチームプレーだから出てくるし。
そこに加えて、”主人公のセッターの性格がやや影山に似ていて克見た目が月島そっくり”というのがパクリに見えてしまう一番の原因かと思います。
進み方は一緒にしろ、キャラクター一人一人の性格は違うので面白かったです。
”推し”が出来るとよりアニメが楽しくなる!
というタイプの方にが、あまりおすすめできないかもしれません。
ですが、リアルな高校生感が描かれていて、応援したくなります。
ぜひ一度見てみて下さい。
ちなみに私が第1話を見たときは、主人公虎杖くん(呪術)だしセッター黒子くん(黒バス)の声したツッキーだし頭がぐちゃぐちゃ状態でした。
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