「なんか良い本無いかな~」と本屋さんを歩いていると目に留まった1冊。
なっつみ
即購入。(早いな)
タイトルに惹かれて買おうとしたら、やぎぺー(八木仁平)さんの本だったので「間違いない!」と迷わず購入しました。
私がお手本にしているブロガーさんのお手本ブロガーがやぎぺーさんなので。
やぎぺーさんの本
買ったから読む。— ナッツミ🍑 (@_7223_) January 17, 2021
読んでみた感想、「本を読む」というより「参考書を読む」という感じでした。
実際に本を開いて、自分で紙とペンを用意して考えながら読んでいきました。
知らなかった自分の一面ともたくさん出会えて、すごく充実な時間を過ごせます!
今日は私がこの本を読んで、どんな「やりたいこと」を見つけたのか、書評含めてまとめます。
なっつみ
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世界居一やさしい「やりたいこと」の見つけ方ってどんな本?
タイトルの通り「やりたいこと」を見つける本です。
オリエンタルラジオの中田敦彦さんも絶賛している本です。
著書の八木仁平さんが人生のモヤモヤから解放される”自己理解メソッド”を生み出し、その自己理解メソッドに沿って本誌で「やりたいこと」を一緒に見つけていくという本です。
本の流れは以下の通り。
- やりたいことがわからず迷い続けてしまう理由
- 自己理解メソッドについて
- 「大事なこと」は何か
- 「得意なこと」は何か
- 「好きなこと」は何か
- 本当にやりたいことを決める
自己理解メソッドとはどんなものかを理解し、実際に頭と手を動かして「やりたいこと」を見つけていく流れです。
なっつみ
自己理解メソッドとは?
自己理解メソッド=「やりたいこと探しを最速で終わらせる公式」のことです。
八木さんが本書でこう説いていました。
「やりたいこと」が分からないのは、言葉の分類が足りていないから
というのも、この本では「お金を稼ぎたい」「YouTuberになりたい」「起業したい」などは「やりたいこと」ではないジャンルになってます。
「やりたいこと」とは似た別の言葉なんです。
なっつみ
本題に戻りまして、自己理解メソッドとは3本の柱で出来ています。
- 好きなこと
- 得意なこと
- 大事なこと
なっつみ
本誌ではこの「自己理解メソッド」について詳しく理解した後、実際にたくさんの与えられた質問に答えながら、自問自答していく形になります。
自分に聞いたことのない質問が多く、新たな自分を発見できました。
「やりたいこと」を試しに見つけてみた
読んでいるだけではもったいないので、実際に紙とペンを用意して「やりたいこと」を探してみました。
「大事なこと」
大事なこととは「ずっと進み続ける人生の方向」でいわば価値観のことです。
ここで間違えてはだめなのが「目標」です。目標は「その道の途中にあるチェックポイント」です。
本誌の質問に答えたりしながら、私自身の「大事なこと(価値観)」を考えてみました。
本の巻末特典に”大事なことの100リスト”がついていて、その中から「これ大事!」と思ったことを付箋に書きながら考えました。
実際に出してみるとこんな感じ。
- 冒険
- 変化
- 楽しさ
- 自由
- 信念
- 精神性
- ミニマル
- 余暇
- 快適
- 余裕
大きく分けると「ストレスのない快適な人生」「わくわくしながら自分と向き合って働く」って感じでした。
こんなに似たような付箋が集まったのはびっくり。
言葉は違えど、やっぱり自分の理想の道って割と定められているんだなぁと思いました。
100個項目がある中でこんなに似ているのが集まっているから面白い。
なっつみ
「得意なこと」
「得意なこと」の定義は「成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン」です。
本誌ではいくつかの質問に答えて、自分の本当に得意なことを見つけていきます。
例えば、
「これまでの人生で充実していた体験は?」
「明日仕事を辞めたとして、もっとやりたかったと感じる部分はどこ?」
などなど。
答えられそうで悩ましい質問をどんどん解いていきます。
この本の良いところは「やりたいこと」を探すための道を辿る途中に、自分のことをより深く知ることが出来るところです。
私が「得意なこと」は以下の通り。
- 周りに囚われず行動出来る
- 一人で行動することが出来る
- ハマったら一直線
- 人を悪く見ない(この人はこの人)
- 一対一で話すのが得意
- 自分の価値観に向かって動く
- 新しいことを始める
- 現状に満足しない
- たくさんの人と知り合う
- ポジティブ
- 常に希望を持っている
- 文章にすること
面接練習のときなんかに考える「長所」は、なんとなく恥ずかしいなぁと思うことがありましたが「得意なこと」と聞かれるとどんどん出てきました。
「得意なこと」自体は生活していく上で無意識にしていることなので、ストレスも無いです。
なっつみ
「好きなこと」
「好きなこと」は興味・好奇心を感じる分野のこと。
よく「好きなことを仕事にしない方がいい」って言われることに指摘されていました。
例えば「学生の頃、部活で野球をするのが楽しかった人」が「野球関連のグッズを売る会社で働く人」になった場合、これは「好きなこと」しか着目していないから失敗する可能性が高いということ。
なっつみ
ここで先ほどの「得意なこと」の登場というわけです。
「好きなこと」×「得意なこと」=やりたいこと
実際に私が好きなことを挙げてみました。
- ブログ
- 手帳・文房具
- 旅行
- 観光
- テーマパーク
- 衣装・コスプレ
過去に「自分の大好きなものを100個書き出してみた」って記事書いてるのでよかったら参考にしてみてね。意外と自分の好きなものってたくさんあるんだよね~!
なっつみ
「本当にやりたいこと」
大事なこと、得意なこと、好きなことを見つけたところで、3つの柱を掛け算していきます。
まず「得意なこと」×「好きなこと」
私の場合は
- ひとりで黙々とブログを書く人
- 一対一で理想を聞いて手帳を提案する人
- 旅行のプランを考えて発信する人
例えばこんな感じ。これを「大事なこと」と合わせていきます。
メモ程度ですが・・・。
最初に考えた自分の理想の人生(価値観)を生きるために進む途中の道に「得意なこと」×「好きなこと」を埋め込んでいくってイメージですね。
最近はひたすらブログを書くのにハマってますが、確かに私が無意識に得意だと思ってたことリストを見てみると「ブログを書く」って行動はすごく合ってるのかも。
なっつみ
こんな人におすすめ!
実際に『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んでみて、ぜひおすすめしたい人は以下の通りです。
- やりたいことがわからない人
- 就活を始める前の学生
- 就活に悩んでいる学生
- 現状に不満を持っている人
- 何か行動したいけど何をすればいいのかわからない人
- 転職を考えている人
- やりたいことを見つけたい人
正直誰が読んでも自分と向き合えておすすめ・・・と言いたいところではありますが(笑)
本を読みながら思ったことは「あ~~これ就活前の私に読ませてあげたい!!」です。
この本1冊読んでおけば、少なくともあの会社には入ってなかった。
ってぐらい、本当に自分の本心と向き合える本でした。
私は読んだ感想をメインにこの記事を書いているので内容まではたくさん書くことが出来ませんが・・・
本の後ろにはたくさんの巻末特典が付いていて、自分と向き合えるたくさんの質問だったり自分が得意なことを見つけられるリストだったり、とにかくボリュームがすごいんです。
ただ読むだけだと2時間ほどで読み終わりますが、真剣に考えながら読んだら4~5時間以上はかかります。
日常で4時間も自分と向き合える機会はないし、必ず今後の人生に役立ってくる時間を過ごせます。
なっつみ
まとめ
正直読む前は「やりたいことなんて、全員が全員見つかるわけないでしょ」と思いつつも、タイトルに釣られて購入しました。
が、思っていた見つけ方とは違いました。
自分の本質を1から見直し、考え、向き合いながら「本当の自分」を探して見つけた上で、「やりたいこと」を引き出すという方法。
自分のことは自分がいちばんわかっているつもりでも、本当の自分は知らなかったんだと驚きました。
若ければ若いうちに読むべき1冊です。
全力でおすすめします。
起業を考えている人には「「しょぼい起業で生きていく」を読んで、私の中の何かがとてつもなく燃えているんだが。 」もおすすめ!