「高専に行きたい!」
と、思っているあなたへ。
わかります、
私もどうしても高専に入学したかったんです。
就職率良いし、工業の専門知識を学べるし、色々自由だし・・・とにかく魅力がいっぱいな高専。

私が「高専に行きたい!」と思い始めたのは中学2年生になってすぐあたりだった気がします。
勉強を必死に頑張って、定期テストは普通に勉強すれば380点越え、頑張れば420点行くか行かないか・・・って感じの”平均すればまあ勉強できる?”ぐらいの成績でした。
ただそれは定期テストの話。
自己診断テスト(今までの勉強の総復習テスト的な)になると320点ぐらいの学力。
当時(?)私が行きたい高専は、自己診断テストで350点~400点が理想と言われてまして。
受験の1ヶ月前、担任にはっきりと言われました。
「合格は今のままじゃ難しい」
ですよね~~~~~~(*^^)v

結局その後、私は推薦入試で高専に合格しました。
(推薦入試は面接と作文だけ)
そもそも自分の学力では高専に行けないことぐらいわかっていたので、勉強以外で色んな努力をしていました。
ということですいません、先に謝っておきます。
「こんな勉強法をして、こんな対策をして合格しました!」
というきれいな記事ではございません。(笑)
少なくとも私が自己流で「これすれば高専行けるでしょ!」と思いながらやっていた行動を5つに絞ってまとめます。
ちなみに私の中3最後の成績は以下の通りです。
- 自己診断テスト:320点(満点500点)
- ちなみに数・英40点ほど
- 5段階評価:42(満点45)
この成績を見てあふれ出ている”勉強微妙なのに無駄に成績点高いやつ感”。そういうことです。
内心点をあげにかかる中学生活を送っていました。
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高専に合格するために行った対策
「学力では及ばない」と思っていたので「高専行きたい!」と思い始めた2年生になってから、とにかく内申点のために行動してました。
とはいっても勉強をしてなかったわけではありません。頑張った結果、最終的に320点で終わりました。
中学生のテストなので、自分の学力の問題ではなく勉強の仕方が悪かったんだろうな~とは思いますが。
高専の過去問を解く

とりあえず慣れるために、高専の過去問を解いてみました。
はああぁ??!!!?
なんじこりゃ??!ww
え、こんなに難しいのか?
特に数学・理科の2教科。そりゃ高専なんだから当たり前なんですが。
もう1回解いてみて止めたよね、これは解けない(笑)
でも一度は絶対に解いておくべき。というのも、数学と理科はたしか成績の2倍で評価されるので、どんどん響いてくる教科です。
高専の入試問題って、単純な問題と言うよりは長文読解が多いので雰囲気を見てみるという点でも過去問は必須です。
高専の過去問はネットでも本屋でも売ってるので試してみて下さい。
ちなみに私が受験のために日頃していたのは以下の通り。
- 進研ゼミの問題集を繰り返す
- 学校の問題集を繰り返す
これだけ。とにかく同じ問題集を繰り返すだけ。
というか他の勉強方法がわからなかっただけというか(笑)
中2のころから中3の途中辺りまで、毎朝4時に起きて勉強してから学校行くって生活をしてたのにもかかわらずこの点数だから・・・・
相当勉強の仕方が下手だったんだろう。
(今考えると何でそこまで高専に行きたかったのか)
授業の質問全部手を挙げる

私が高専に行けた理由は絶対にこれだと思っている(笑)
もうぜーーーーーーーんぶ手を挙げる。まじで、全部。
今の時代は知らないけど、当時は割とみんな思春期にも入っていて「頑張るのダサいw」というか「真面目なのダサい」みたいな雰囲気がありまして。
私も正直全然発表なんかしないタイプだったし、高専行きたいと思う前は授業も聞かないタイプで。
友達とひたすら恋バナの手紙交換をして近くの人と話して・・ってタイプだったんですが。
なので最初手を挙げ始めるのは緊張しました。だって誰も挙げないし。
ただ、挙げるようになったら恥は無くなります。
からの”なつみは毎回挙げる人”というイメージがクラスについて、挙げやすかったです。
誰も挙げないからこそ、自分だけ授業中の内申点爆上がり作戦。
手を挙げるだけで、どれだけテストの点が悪くても成績点は上がるのでおすすめ。
[memo title=”MEMO”]推薦入試を受ける条件として5段階評価の総数が関わってきます。地道ですが内申点を上げておいた方が後々学力が足りなくても役立ってきます![/memo]
全ては内心点のための生活
中1の時に、数学のテストの点数が毎回良かったのにもかかわらず成績点が3だったことがあります。
「え!こんなに点数良いのになんで?」
と思って確認したら、宿題の出来が悪かったことが原因でした。
たしかに提出期限までに出せたら良いやという気持ちで、適当に提出して直しが返ってきて、その直しはめんどくさいから提出しない、みたいな。
このときに「テストの点数だけ良くてもだめなんだ」ということを学び、内心点にも気を付けるようになりました。
提出物系は気にしてたのと、手は必ず挙げてたのと、関係あるかわからないですが先生に気に入られるように生活してました。
質問したりして”私は勉強頑張ってます!!!感”を出す作戦。さて、効果はあったのだろうか。
でも結局成績点42点出せているので何かしらで役立ってたはず。
委員会にも絶対に入りましょう。
私は給食美化委員会に3年間入り、高専では5年間美化委員に入りました。
今ではバイトでよく掃除をしています。

・・・・私、実は掃除好きなんか??
中学生の頃からずーーーっとゴミを目の前に生活している気がする。いや、だってなんかでっかいゴミ袋持ってるとき楽しいもん。
面接の受け答えを120%答えられる

推薦入試を受ける権利をゲット出来たあたりから、勉強をするのを止めました。
これはお手本にしてはいけないやつです。。
「成績点42点もあるし、面接が完璧だったら受かるでしょ」
という思考に走り、とにかく推薦入試のためだけに面接の特訓を始めました。
推薦入試落ちたら・・・と考えたりもしましたが、それは建前で一切落ちる気がなかったのでとにかく面接練習。
ネットにある”面接で聞かれる質問リスト”みたいなものをワードにまとめて、100以上の質問リストを作成。それを毎日説きまくりました。
100個以上の質問を用意するには2つの理由があります。
- 基本的にどんな質問でも答えられるようになる
- 100個もやったんだから大丈夫でしょ!と自信がつく
100個も質問の答えのレパートリーがあると、多少練習してなかった質問が来ても他の答えを良い感じに引用出来ます。
[memo title=”MEMO”]高専のアドミッションポリシーを暗記しておくのは鉄則です。面接で聞かれることがあります。[/memo]
ひたすらに笑顔で面接練習
どんな質問が来ても120%答えられるようになったら、ひたすら笑顔で実際に面接練習をします。
自分の部屋を使ってノックして入室するところから、退室するまでを繰り返します。
ボイスメモに自分で質問を録音して、それを流して練習したりしてました。
ちなみに面接練習だけをとにかく全力でやっていたので、受験当日は一切緊張せずに終わりました。
「受かっただろう」という自信まであったほど完璧な面接。
もしこのとき推薦入試に落ちていたら99%高専には行けない人生を送っていました。
[memo title=”MEMO”]就活の面接練習も上記と同じことを繰り返して練習しました。質問をリスト化してボイスメモの質問に答えるのは効果的です。[/memo]
まとめ:高専に合格するために行った対策

以上、私が高専に合格するために行った対策・・・というより行っていたことです。
中2から「高専に行きたい!」と気づけたのは運が良かったです、正直。
中3の途中で気づいていたら内申点も届いてなかったかもしれません。
- 高専の過去問を解く
- 授業の質問全部手を挙げる
- 全ては内心点のための生活
- 面接の受け答えを120%答えられる
- ひたすらに笑顔で面接練習
要は中学の内申点は最初から真面目にとれって話なんですけどね。。。
ただ、高専に行けると卒業と同時に”高専卒”という、社会に出てもある程度のレベルになる名前が獲得できるので勝ちです!!!!
(まあ私は一切高専卒が役立つ生活をしてませんが(*^^*))
まずは授業で手を挙げるところからでも挑戦してみて下さい。
[kanren id=”1139″ is_date=”1″]