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映画『花束みたいな恋をした』ネタバレ・あらすじ・感想|まるで自分を観ている気分になった。

花束みたいな恋をした

と、いう状況でございます。

私自身この映画の存在を知らなかったのですが、友達に勧められて観に行ってきました。

想像を絶するリアルな恋愛映画で、とにかく苦しかったです。

煉獄さんが死んだ時より泣きました。

 

映画を観た率直な感想を語りたくてこの記事を書きます。

が、私は映画も詳しくなければ、この映画に出てくるサブカル系の知識も全然持ち合わせておりません。

映画知識0の22歳女が「花束みたいな恋をした」を観て、ただ感想を書いている記事になります。

なっつみ

深いことや解説は全く書けないのでご了承を。

映画「花束みたいな恋をした」

「花束みたいな恋をした」のあらすじ

「花束みたいな恋をした」は、山音麦(菅田将暉)と 八谷絹(有村架純)の4年間の話。

終電を逃したことから二人は偶然出会い、話していくたびにお互いの趣味や好きなことが一緒なのを知り、デートを重ねて付き合うことになる。

お互い大学を卒業後、麦は「絵が仕事になれば」と絵を描き、絹はアイスクリーム屋さんでバイトをしながら同棲生活を始めた。

この幸せな生活を維持しようと、二人は就職活動を続けていく・・・。

 

という、いわば単なる「大学生から付き合っているカップルの話」です。本当にただそれだけ。

ただそれだけなんだけど、それだけだからこそグサグサと突き刺さる映画でした。

 

以下ネタバレ含みの感想書いてます!

なっつみ

映画観に行く予定の方は以下読まない方がいいよ!!!!

「花束みたいな恋をした」のネタバレ

麦と絹は付き合って同棲を始める。

麦は絵を仕事にしたいので毎日家でイラストを描き、ちょっとずつ売って稼ぐ日々。

絹は大学生時代の頃はブログを書くのが趣味だったり、ミイラ展にわくわくするような女子大生。就活で上手くいかずフリーター生活を始める。

絹は麦の絵の仕事を応援しているんだけど、お互いの両親に「正社員こそが正しい」というような価値観の話をされ、今後一緒に暮らしていくために就活を始める。

お互い就職し、麦は絵を描くことを止めサラリーマンとして残業なり休日出勤をこなし、絹との時間を作ることが少なくなりどんどん距離が出来ていく。

ある日絹が「今の事務の会社から、脱出ゲームを開催したり舞台の音響を行うような会社に転職することにした」と麦に報告すると「仕事は遊びじゃない、人生をなめすぎ、事務の仕事は?」と。(ニュアンスね、セリフは違う)

絹は「わたしはやりたいことをして生きていきたい!」で喧嘩になる。

付き合って4年目、どんどんお互いの溝が深くなりファミレスで別れ話をする。

麦は「結婚しよう」と言うも、別れることになる。

 

学生時代ブログが趣味で、そこからフリーターになって「やりたいことして生きたい!」ってもうなんか自分を観ている気がした・・・(‘_’)

映画「花束みたいな恋をした」の感想

ここからはシーンごとの感想をひたすらに語ります。映画を観た人なら「わかる!」ってなる箇所があるかも。

出会ってから付き合うまで

そもそも私は「この映画は付き合ってから別れるまでの話」ということを知った上で観に行ったので、幸せなシーンも号泣。

「あ~~この二人は別れるのか~~」と思いながら観るとだめだ。

当たりまえだけど一番幸せなときで、どんなにしょうもない話でも二人で話していると楽しくてっていう雰囲気がとても伝わってくる。

終電逃して家に行ったり、居酒屋で喋ったり、ファミレスで語ったり、本当にリアルな大学生の日常を観ているだけでした。

 

実際終電を逃して・・とかは私も東京に住み始めてからわかるようになった感覚で。

地元に居るときは電車に乗る生活を知らなかったので、今自分が東京に住んでいる20代だからこそ理解できるシーン。

そしてイラストを趣味としていたり、ブログを趣味としていたり、とにかく現代っぽい大学生で超共感!!!

にしても「ラーメンの特化ブログのアクセス数1500PVを超えた」(1000だったかも、忘れた)って言ってたけど、めちゃくちゃすごい・・・(笑)

やっぱり特化ブログ作るべきかなぁと考えさせられました。

なっつみ

観るとこそこ?!!

付き合ってから同棲する

付き合い始めた最初、就活や大学をサボってずっと一人暮らしの麦の家に泊まり込むっ感じが、「よく聞く大学生カップルのあれだ!」って思いました(笑)

最初のキスシーン、

「こういうコミュニケーションは頻繁にしたいほうです」

って真夜中の信号待ちで!!??良い!!!最高に素敵。

 

とにかく幸せそうな二人で、ずっとベッドでくっついている感じとかこっちまで幸せになりました。絹が下着を持ってたあのシーンとか個人的には最高。

 

そして大学卒業後は同棲スタート。同棲いいなぁと心から思いました( ;∀;)

一緒に家具を買ったり、帰り道一緒に帰ったり、パン屋さんに寄ってみたり。

コンビニの珈琲を片手に二人で川辺を歩いて帰るシーンなんて・・・最高。

服装もおしゃれ!って感じじゃなく、本当にその辺に居そうなカップル。リアル感が最高。

 

そもそもお互いが好きなことしてゆるゆる生活している感じがすごく素敵でした。

 

それこそ「なめてる!」って言われるかもだけど、卒業してお互いフリーターでお金はあるわけじゃないけど、一緒に居るだけで幸せで、時間もたくさんあって。

そうなんだよ、一緒に居るだけでいいのにやっぱり「就職」「正社員」とか今後を考えたときに絶対出てくる問題なんだよなぁ。

 

個人的にイラついたのが、麦にイラストを描いてもらってる人「3カットで1000円でお願いします」って・・・なめてんのか!!!ってなった。。

勝手に私までむかついたわ。元々1カット1000円を3カットの予定が、次回から3カット1000円。

は????

自分が描けないから頼んでるくせに。3カット1000円はやる意味とやる気が。

「麦!そんな仕事切っちゃえ!」ってすごい思ったけど、生活のためと夢のためにも麦から「辞めます」とは言えず。結局その仕事は無くなったけど、あれはすごくむかついた。(話違うか?)

就職して価値観が変わっていく

お互いの両親はやっぱり二人には就職してほしいので、色々言ってくるわけです。

まあそれが普通なんかもだけど。

で、お互い就活を始めるも絹が圧迫面接で泣いて、それを抱きしめる麦。「圧迫面接とかやってくる会社どうかしてるわ」って考え。

圧迫面接っていうと「まあ圧迫してどれだけ耐えられるか見られるから実際は怒ってないよ」の一言かもしれないけど、

いざ自分の彼女がされてるとなると彼女が大事すぎて「ありえない」ってなってる感じ。

リアルだ・・・・。

 

麦が就職してからどんどん絵から離れていくのを寂しそうに見守る絹が切ない。

麦が「俺就職するよ」って言ったとき、絶対に絵を続けるべきだって思ったんだろうけど「続けるべきだ」とは言わないし言えなかったんだろうなぁ。生活もあるし。

映画の途中で、麦の絵を描く道具が棚の隅の方に押し寄せられていたシーンがすごく寂しくなった。

結局映画の中では、就職後は最後まで絵を描かずにサラリーマンとして生活してたなぁ。

どんどん色んなものが消えていく感じがすごくリアル。

絹もブログの話は出なくなったしパソコンつついてなかったし辞めたんだろうな。(せっかく1日1500PVあったのに)

 

極めつけに”生活のために働く麦”と”やりたいことして生きていきたい絹”のケンカ。

学生の頃からフリーターしてた時期は、麦も絵を描いて生活しててやりたいことやりたいタイプだったはずなのにどんどん変わっていく麦。

それを寂しそうな表情で何もつっこまずに見ていた絹。

その二人の溝はちょっとずつ大きくなっていくんだけど、いくら3年目だからといって言いにくいこともあるというか。

麦自身も会社に飲まれて自分自身を見失ってるんだろうけど、それって何かが起きないと気づけないし昔の自分なんて思い出せないわけで。

そういう状態に入ってると、絶対

「自分がいちばん!自分は正しいこと言ってる!」

って思考に陥ってるから何言われても腹立つんだろうな。

しかもやりたくないことをして働いてるわけだから、やりたいことして毎日過ごしている絹から色々言われると余計腹が立つんだろう。

図星と嫉妬。

難しいし、生々しい。

そして絹も絹で生活していく上で稼いでくれてるのは麦だし、自分はやりたいことやってるから大きな口叩けないのもわかる。

けど麦が自分を見失っているのもわかってる。

難しい。

 

状況とか関係性がリアルすぎて、麦が絹に「人生なめるな」って怒ってたあのシーンがめちゃくちゃ私にも言われているみたいで超腹立った!!!!

「やりたくないならやらなきゃいいじゃん!自分がやってるくせに!」と反抗したくなったけど、それも私の状況と一緒すぎるから図星で腹立ったんだよなぁ。

わかってるんよ、そんなことぐらい。

付き合って4年目とその後

映画が始まった最初はあんなにラブラブだった二人も、終盤に差し掛かれば4年目カップルって感じの距離感。

個人的には最初のラブラブな頃よりも、こうやって一緒に居るのが当たりまえみたいな雰囲気の方が幸せに感じるんだけど、やっぱ結末を知りながら観るのは辛すぎた・・・。

ただパン屋さん潰れてたのLINEに対して別のところで買えばいいじゃんは、あれは違う。

けどあれに関しては男目線からしたら普通なんかもしれん。

けどそういうどうでもいいなって思うことも、ちゃんと同じ気持ちになってほしい!!(誰なんだ私は)

 

最後の別れ話がファミレスなのもリアル。

あの過去の自分たちみたいな男女がやってきて、そこからどんどん展開していくあの流れが本当に辛すぎて。

私も映画館飛び出して泣き叫びたかった。

なんであんなに泣くのに別れんとだめなんだろう、って思うけどやっぱり日常と今後のことを考えるともう無理だったんだろうな。

 

そして絹の「またハードル下げるの?ハードル下げて、こんなもんなのかなって思いながら暮らしてそれでいいの?」が強く突き刺さった。

この4年間ずっと麦のことを見てきた絹が言えなかった本音を言った瞬間というか。

 

別れてからも3ヶ月程同棲してたあの生活、別れたからまた関係が変わって良い感じに戻ってたからそのまま別れずに結婚すればいいのに・・・って勝手に思ってしまった。

家でタピオカ飲んでる感じの平和さとかたまらなく大好き。

けどあの二人は別れた。

学生時代から一緒に居ても、やっぱり社会人になったり環境が変わるとお互いの価値観は変わってくるもので、それとどう向き合っていくかが難しいんだろうなぁ。

 

映画の最後は二人とも違う良い感じの人を見つけて、振り返らずに手を振ってたけど、やっぱ別れても意識はしてた。

あのイヤフォン私があげたやつだとか、今頃どうしてるかなぁとか。

ただお互い振り返らずに別の方向に歩いて行ったから、もう吹っ切れるとこまではきてるみたいだった。

 

(観てるこっちは全然吹っ切れてないですけどね!!)

 

麦が店の前で出てくるの待ってた時、個人的には「絹が出てくるの待ってんのか!?そんでまた会って良い感じになるパターンか!?」と期待してしまったけど、結局別れた。

 

 

 

辛いんですけど!!!!!!!!

いや、しょうがないし正解だったとは思う。

思うんだけど2時間の間に馴れ初めからラブラブ期見せられて同棲して溝が出来て別れる、ってとこまでついていけない。

だめだ、関係ないのにフラれた気分。

まとめ

映画

というのが私の感想です。リアルすぎてもう観えないと思う。

個人的には「わ~これ自分見てるみたいだ」って思ったけど、この映画は大学生から社会人になるあたりの男女の日常だから、たぶん誰が見てもある程度「これ自分か!?」って思うんじゃないかな(笑)

その辺の3年、4年続いてるカップルの中身も絶対こんな感じだろうなって思うと、みんな恋愛してる人映画の主人公やってんな~と思えてきた。

”恋愛は生ものだから賞味期限がある”と。

 

ちなみにこの映画を観て「別れたい」と思う人が結構出てるみたいな話を聞くけど、それは自分らの今の状況を目の前で観て”図星”だ!と思ってしまうからそう思うのであって、、

別れちゃだめです・・・普通に、映画を観ただけで(笑)

本当にただ大学生から社会人になるぐらいまでの男女の4年間を観ただけですが、それぐらいの年代の方は是非観るべき。

 

私は1日経った今でも失恋した気分なので、失恋ソング聴いてます(‘ω’)

 

”始まりは終わりの始まり”

わかってるけど切ないなぁぁ・・・。

なっつみ

恋愛映画って面白いんだね・・・。他のも観なきゃ。
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