「私の推しがついに引退宣言した。」
自分の推しているアイドルがいるといつかは訪れる試練、
引退。
私も過去にももいろクローバーZが大好きだった頃、当時緑色の担当だった有安杏果ちゃんが突然の引退宣言をしました。
こんなにも辛くて苦しいものなのか、と。
私も推しの引退宣言を体験したわけですが、受け止め方も立ち直り方も全然わからなかった・・・!
ということで今回は私の経験も踏まえて私が立ち直るまでの体験と方法をお伝えします。
- 推しが引退した後のヲタクの心情
- 立ち直るまでのステップ
- 引退を受け止めるためにすること
推しの引退は失恋と同じぐらい辛い
想像以上の辛さが襲い掛かる
”推しが卒業”という出来事、これはこの体験をした人にしか同じ重さの気持ちがわからないだろうと思う。
「私も推しがいるから卒業とか言われたら絶対へこむわ」
の、人にこの気持ちなんてわからない。
本当に自分の推しが引退する日を実際に体験しないとわからない。
想像よりもはるかに上回る辛さですよね。
今までの楽しみが、これからの楽しみ、原動力、全てどこかに消えてしまうようなあの感覚。
受け止めたいのに受け止められない
私の場合、杏果ちゃんが引退発表をしてから二週間ほどで引退する、しかも芸能界を辞めるという報道でした。
推しの子自身にも色々言い分があって、やりたいこともあるだろうし好きな人もいる、そりゃ人間だから。
でもなんでこんなにいきなりなの?とか、なんで辞めちゃうの?の繰り返し。
ただ自分が今まで応援してきた大好きな人だからこそ、その事実を快く受け止めてあげたい。
ただどうしても自分の感情が勝ってしまう・・・、現状そんなところでしょうか。
推しの引退までにやりたいこと
会える機会があるなら会う
もし引退や卒業までに会える機会を設けられているのなら、どんな日程であれ絶対に会いに行きましょう。
行かないと後悔します。
その子と下手すれば一生会えなくなります。行く努力をして最善を尽くしましょう。
チケットなくても会場までは行く
とはいっても、やはり最後のコンサートやライブということで倍率も高いと思います。
みんな最後を見届けたいですしね。
ただヲタクは動きます。チケットなくても行きましょう、現地まで。
もしかしたら音漏れで声が聴こえるかもしれないし、ファン同士で会話が出来ます。
こういうときのヲタク仲間って強いですよ。
唯一気持ちをわかってくれる存在です。
ファンレターを出す
ライブ会場へ足を運べば、プレゼントボックスなどを設けられているのではないでしょうか。
推しに繋がる最後のファンレター。
読まれる・読まれないは関係ないんです。
今までの感謝の思いをそこにぜひぶつけましょう。あなたの推しなら必ず目を通してくれるはずです。
音楽を聴いて浸る
あとはもう音楽を聴いて浸るのみです。
引退や卒業なんて失恋時同様。
もう会えなくなってしまう、もう関わることは出来ない、失恋ですよこんなん。
どの曲聴いても今は辛いと思います。
だって次その曲を聴くときは、あなたの推しが歌ってたパートは他のメンバーの誰かしらが代わりに歌っているわけですから。
私も推しの引退を経験してから思ったことですが、その子が引退することによって一生聴けなくなる楽曲もたくさんありました。
その子とほかのメンバーのデュエット曲とかはもう世に出てくることはないんだなぁ、とひしひしと実感しています。
推しの引退後にやりたいこと
引退後の気持ちを手帳にぶつける
頭の中を整理するためにも、今後思い出として残しておくためにも必要なのがこれ。
今の現状を文字にして残しておくことです。
私も当時の日記を読み返すと、こんなこともあったなぁと思えるようになりました。
引退を聞いたころ当初は、ストレスが溜まりすぎて毎日が地獄でした。
何かを食べておかないと気が済まないといって暴飲暴食、肌荒れが過去最高にひどく体重も3キロぐらい増加。授業中も涙が出るほどの病み具合。
今考えると笑えます。なんなら失恋した時よりひどい状況。
ヲタクってすごいですね。
SNSで気持ちをぶつける
今の気持ちをTwitterなりなんなりで発信しましょう。メリットがいくつかあります。
- 頭が整理される
- 同じ状況の人が見つかるかも
- 推し本人が見てくれるかも
アイドルや芸能人って割とエゴサしている人が多いです。
発信することによってもしかしたら本人も見てくれるかもしれません。
また同じ状況に立っているヲタクの方と話が盛り上がる可能性もあります。
今この現状をしっかり理解してくれる人は、同じ推しの引退を目の当たりにしているヲタク仲間だけなので交流は大事ですよ。
ヲタク仲間と語りあかす
ライブ会場に足を運んだならぜひ語り明かしましょう。
その場で知り合いを作ってもいいですし、元から知り合いだった方とでも。
今の時代SNSですぐにヲタク仲間が作れるのでとても楽しいですよね。
思い出のライブとか出来事を話すのも楽しいですよ。
私はよくTwitterで知りあった人と会場であったり、その場で話しかけてくれた人と一緒に会場を回ったりしていました。
基本的にライブはひとりで行くスタイルをとっていました。
カラオケを全力で挑む
思い出に浸るといった意味でも、テンションを上げるという意味でもカラオケは最高です。
一人で浸るのもいいですし、知り合いと行くのも楽しいです。
もう一生歌われないであろう曲を、最後に自分で歌いましょう。
推しも人間だと悟る
ただ、もうそろそろ受け止めないといけません。
推しは「アイドル」として生まれてきたわけでなく、ひとりの「人間」です。
休みたいだろうし、恋もしたいだろうし、普通の生活をしてみたいと思います。
たぶん若いころからずっとファンのために働いてくれています。
推しにも人生というものがあるので受け止めないといけません。
ここで反対せず受け止めてあげるのがヲタクとしての使命なのです。
今までの思い出を感謝する
アイドルを辞めても、これからも応援する気持ちが湧けばただひたすらに感謝しましょう。
今まであなたが元気でやってこれたのは推しのおかげです。
「今まで頑張ってくれてありがとう」という前向きな気持ちを持ってあげることが、推しにとっていちばん嬉しいことだと私は思います。
推しの引退が決まったあなたへ
この記事は、自分の推しが出来たことない人からすると「やばいやつ」と思われて当然の文章を書きました。
しかし同じ状況になった人からするとめちゃくちゃ共感してくれるはずです。
私も同じ道を辿ったので。本当に失恋した気分ですよね。
- 引退は失恋と同じ
- 推しも人間であることを忘れるな
- 感謝の気持ちを持ちましょう
きっと今すぐには受け止められないと思いますが、徐々に受け止められる日が必ず来ます。
時間が解決してくれます。
その時まで辛いと思いますが、今は必死に感謝して現実を受け止めましょう。
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